ステンドグラスについて


 個人邸・ステンドグラス 作品集
Personal Residence Stained Glass


2階のデイサービスルームには半円の中にデザインしたステンドグラスを2箇所に設置。クリアのシーディーを使用して、外光を多く取り入れ明るい空間を作っています。 公共、商施設・ステンドグラス 作品集
Public & Commerce Stained Glass


ラファエロ《小椅子の聖母》絵付けステンドグラス18 エナメル絵付け・ステンドグラス 作品集
Enamel Drawing Stained Glass


nakano-dalles02 ダル・ド・ヴェール 作品集

Dalles de Verre

 


ステンドグラスについて、よくある質問


ステンドグラスは地震に弱い?

ステンドグラスは、
10 〜 900mm 程度の大小様々に切ったガラス片を
鉛線の枠で組み上げ、接合部をハンダ付けして制作します。
又は、カッパーフォイルという銅箔テープをガラスの切断面に巻き
ハンダで接合していくティファニースタイルの制作方法もあります。
ステンドグラスのパネル全体が小さいガラスの集まりとなるため、
地震では破損しにくく出来ています。
当工房では、ステンドグラスを組み上げる際、
鉛線の他に、真鍮製のH鋼やケイム、ジンクケイムを使用しています。
必要に応じて、真鍮のフラットバーによる補強を入れるなど、
耐震性に優れたステンドグラスを制作しています。

ステンドグラスの修理は可能?

耐震性・耐衝撃性に優れているステンドグラスですが、
3mm 程度の薄いガラスを使用しているため、
硬いものをぶつけるなど局所的に強い力が掛かれば、割れることもあります。
また、開き戸などに設置されたステンドグラスは、ドアクローザーなどの
耐衝撃対策器具を取り付けていない場合、
日常の振動による金属疲労で、ハンダ接合部亀裂の原因となり、
ステンドグラスに歪みが生じます。

部分的に破損したステンドグラスガラスやケイムが破断し歪んだステンドグラスは?

ご安心下さい。ステンドグラスは、『修復』することが可能です。
当工房では、他社のステンドグラス修復は元より、絵付けを施したステンドグラスの
復元も承っております。
お気に入りのステンドグラスが割れてしまったと諦めていた方は、
是非一度ご相談ください。

ステンドグラスは、新築でなければ、取り付けられない?

そんなことはありません、ご希望の場所に取り付けることが出来ます。

既存の窓にステンドグラスを取り付ける場合、
窓ガラスを取り外すこと無く、施工することが可能です。
ガラス窓の内側にステンドグラスを入れて2重窓のように施工します。
建築の強度を損なうことなく、ステンドグラスのメンテナンスが容易になります。

その他、当工房ではドアや仕切り壁など様々な場所への
ステンドグラスを施工して参りました。
お気軽にお問い合わせください。

ステンドグラスの昼と、夜の見え方は?

ステンドグラスは光を透すことで、本来の美しさを楽しむことができます。
透明度のあるガラスをステンドグラスに使っている場合、
昼間は、室内から見れば色鮮やかですが、屋外からはくすんで見えます。
また、夜は室内が明るければ外から見て綺麗ですが室内からはあまり鮮やかに見えません。

ステンドグラスの背後から光がない状態でも楽しみたい場合には
反射光で色の視認できるオパールセントガラスやオパック系のアンティークガラスを
デザインの中に取り込む必要があります。

ステンドグラスの向こう側?

ステンドグラスに使用するガラスには透明から不透明まで様々あります。
透明度の高いガラスは向こうの景色が程よく見え、テクスチャーによって景色が微妙に歪むなど、
ステンドグラスならではの味わいを表現してくれます。
透明度の低いガラスはその度合いによって、適度に人の目線を遮ったり、反射光で楽しんだりできます。
ステンドグラスを施工する場所によって向こう側の見え方を変える必要があります。

例を幾つか挙げます。

・高い位置にある明かり取り あるいは、プライバシーを配慮しなくて良い場所。
透明度を活かし、光量を多く取り入る、開放的なデザインをおすすめしています。

・プライバシーを考慮する場所(トイレ・隣家近くの窓等)
透明度を抑える他、テクスチャーの強いガラスを使用するなど、
視線を遮る効果の高いデザインをおすすめしています。


絵付けのステンドグラスについて


ガラスにグリザイユという酸化鉄やエナメルで絵を描き、
焼き付ける技法が、『絵付け』です。

わかりやすい例として、教会のステンドグラスでは、文様、
イエス・キリストなど顔や細部の表情が、絵のように描かれています。

ガラスの美しさを生かしつつ、グラデーションや細部の表現を補うものとして、
昔から愛されてきた技法です。

絵付けのステンドグラスは、酸性雨にさらされるなど劣悪な環境でなければ、
退色することなく、美しい色をガラスの質感とともに永く楽しんでいただけます。

また、設置場所によって いくつかの制作方法があるので、ご紹介いたします。

使用するガラスが透けて見える場合

透けて見えるガラスに絵付けされた場合は、後ろから光を透して見た時にのみ綺麗に見えます。
教会のステンドグラスが昼間、教会内から見た時は幻想的に綺麗ですが、
外から見たら真っ黒く見えるようにステンドグラスを見る側が明るく、
ステンドグラスの後ろ側が暗い場合、全体が黒っぽく綺麗には見えません。
基本的にステンドグラスに光を透して見ると言うことになります。

反射光で鑑賞できる不透明なガラスを使用する時

表面からのみ鑑賞する場合(照明ボックス等に設置する場合)は表面のみの絵付けで
裏面からは絵付けしたガラスを鑑賞することができません。

両面から見たい場合、ガラスの裏表の両面にエナメル絵付けを施します、
片面のものと比べ、制作費が30~50%程アップします。
光を透した時、綺麗に見えるのは当然ですが、
ステンドグラスを見る側が明るい反射光の場合でも綺麗に鑑賞出来るようになります。
ステンドグラスの前面と後の光の状態で色の深みと印象が変わります。


ダル・ド・ヴェールについて


ダルグラス(別名:キャストグラス、スラブガラス)と呼ばれる
25 〜30 (mm)の厚板ガラスを使用します。
ピースの間を珪砂などを混ぜ入れたモルタル状のエポキシ樹脂で埋めパネルにします。
重量があるので、施工するためには耐荷重を考慮する必要があります。
また、ガラスの元板寸法が約300 × 200 (mm)であるため
デザインの中でのガラス1ピースのサイズには制限があります。

ガラスを断面方向からハンマーで叩いて入れる貝殻のような模様(シェル カット)が魅力で、
ガラスの厚みがあるため、屈折による光の変化は美しく、力強い造形が可能です。

著しく強度が強く、補強なども比較的容易なことから、
公共施設への利用も多く、外壁装飾・屋外施工にも適しています。


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